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「五感をきたえる 味の教室」Q&A

 

 

問1 五感を使った「食育」は大人も子どもも一緒ですか?

 

答1 五感を使うことの重要性という意味では、大人も子どもも一緒です。ある匂いから昔の情景を思い出す体験は、どなたにもあるのではないでしょうか。こうした五感の刺激を利用した食育を高齢者の認知症対策へ応用しようとする取組みもスウェーデンなどでは行われているようです。ただやり方は対象年齢によって当然異なります。2~3歳児は、五感の刺激に敏感な時期で、脳の神経回路などが成人並に急速に発達する時期でもあります。この時期の子どもに行う「食育」の具体的方法として、私たちの味の教室では、例えば①紙芝居などで子どもの関心を引きつけ、②自然のパワーが感じられ、食べておいしい食材を農家さんや漁師さんから直接調達して用意し、③子どもが自分の感覚に集中できるように目をつぶって匂いをかぐように促したり、④今日の取組みをお家で話すきっかけとなるワークシートを準備する、といった工夫をしています。

 


問2 「味の教室」って従来の食育と違いますか?

 

 

答2 はい、五感を用いることに集中した食育です。身近な食材を通して、子どもたちが五感を用いて味わうことに集中し、自分の言葉で表現します。子どもの気づき、好奇心やいろいろな食べものを味わおうとする意欲を育てることをねらいとしています。

 


問3 「味の教室」を取り入れたら、今までの園での食育活動は変わるの?

 

 

答3 いいえ、より良いものになります。子どもたちが五感を使うことに興味を持つと、これまで園で実践してきた栽培体験、クッキングなどでも、色や匂いの変化などにも興味を持ちます。従来の食育活動での楽しい発見が増え、理解がより深まります。

 


問4 「味の教室」のプログラムってどこの国から始まったのですか?

 

 

答4 欧州です。フランスの小学校で始まった味覚教室(ピュイゼメソッド)を源とし、2000年に“Sapereメソッド”としてフランス以外の欧州諸国の小学校就学前児童を対象とした内容に改良されました。Sapere(サペレ)とは、知る、味わうを意味するラテン語です。私たちは、このSapereメソッドを基礎として、日本の食文化や保育事情等をふまえて日本の幼児向けに構造化プログラムを作成しました。

 


問5 「味の教室」をするにあたって、園としての準備は必要ですか。

 


答5 いいえ、特別な準備は何もいりません。教材となる食べものや媒体はすべてこちらで準備します。使用する食材は、私たちが厳選した農家さんなどから調達し、試食物はすべて衛生的に準備します。保育者には事前に進行シナリオをお渡ししておきますので、当日は子どもとのやりとりに集中してゆったりと行えます。

 

 

 

問6 なぜ、2歳児からを対象とするのですか?

 


答6 絶妙のタイミングだからです。離乳期を終え、自我とともに社会性が芽生えはじめ、外界との接触をはじめた2歳児を開始対象年齢としています。この時期に保育者のように信頼できる養育者から、いろいろな食べ物に触れる機会を与えられることが、こどもの体験としてとても大事だと考えています。最初は戸惑っていた子どもたちも回を重ねるごとに、意欲的になっていきます。2歳児・3歳児には試食を中心とした「味の教室」を、4歳児以上にはクッキングに組み込んだ五感の体験学習講座を実施しています。

 

 

 

問7 保護者との関係は?

 

 

 

答7 ワークシートで会話をします。毎回、子どもたちには、試食した食材の絵が描いてある一枚のワークシートを渡します。この紙に園児が好きな方にシールをはって、家に持ち帰ります。この持ち帰った紙をもとに園児と保護者がお話をすることで、園と保護者がつながります。また、効果判定のために「味の教室」実施前後に保護者アンケート(任意回答)を用意しており、この結果は分析して園に報告をしますので、今後の園の運営に活かせます。ご希望によっては保護者を交えた「味の教室」の開催も可能です。

 

 

 

問8 園のスタッフだけで「味の教室」を実施できますか?

 

 

 

答8 はい、できます。現在は保育者が多忙な現状を踏まえて私たちが事前準備等をすべて行っていますが、自ら実施しようと考える方々には、研修等の機会を作り、基礎的な考え方や食材や媒体の準備作業のノウハウ伝授を考えています。しかし、円滑な実施のために、まず半年間は私たちと一緒に実践し、その内容を体験することをお勧めします。

 

 

 

問9 費用はどれくらいかかりますか?

 

 

答9  お問い合わせください。お見積りいたします。