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味の教室とは

「味の教室」とは、私たちに本来そなわっている視覚、嗅覚、触覚、聴覚、味覚の五感を活用して食に触れ、自分自身の感覚を確認して感じたことを言葉にする学習です。


しかし決して特別な体験でもなく、先取り教育でもありません。


疾病に占める生活習慣病の割合が高まる中で、幼少期に形成された食嗜好がその後の人生に大きな影響を与えることも報告されています。


食べることは異なるモノを直接自分の体内にとりこむことであり、五感を使ってその良否を慎重に判断することは、生物が本能的に具備する力です。


自然状態の食材を観察したり、そのものの味や簡単な調理を行ったものを比べて試食したりします。また、バナナのように成熟に伴って緑色から黄色、そして茶色に変化する食材を試食して、同じ食材でも変化することなども体感します。


自然の生き物の姿が見えにくくなった現代社会において、動物として生き物を食べることによってしか生命をつなぐことのできない私たちが、どのようなものを食べたら良いかの体験を積み重ねていくことも意図しています。

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私たちが大事にしていることは、味の教室を楽しい時間とすることです。


味の教室を楽しみにしてくれる子どもたちと一緒に、担任の先生、養育者さんが私たちの用意した食材を試食します。子どもたちと一緒になって食べた時に、先生も時にはびっくりするほどの違いや変化に気がつきます。


違いを感じた子どもたちはいろんな表情や言葉を発します。子どもたちは、先生やお友だちと一緒に楽しく試食することで、食べる楽しさを感じ、いろいろなものを食べてみようとする意欲が生まれます。そして、自分が感じたことを、言葉にすることは難しくても表情や仕草で懸命に表現しながら、お友だちとの感じ方の違いも共有します。

さまざまな要素を含んでいる「味の教室」は、多様な分野にまたがるだけでなく皆さまの園で取り組んでいるイベントや体験の基礎づくりとなります。

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