事業概要
Ver.2019.1
一般社団法人 味の教室協会 事業概要
一般社団法人「味の教室協会」は、人間が本来持っている五感を鍛え、一生涯にわたる豊かな食生活の基礎の確立に寄与する食の体験学習「味の教室」の普及を目的として、2018 年10 月に設立された非営利の法人で、現在以下の事業を実施しています。
1.食の体験学習の提供
就学前の子どもたちを主たる対象として、保育園・幼稚園や児童館で以下のような学習機会を提供しています。
- 五感をきたえる味の教室~これからの時代の子どもたちの健やかな成長を願って~
※2・3歳児を対象に年間6回のプログラム。4・5歳児を対象とする1回30分のクッキング講座。 - 単回イベント
①お魚講習会~オホーツク海からタラやいろんなお魚たちがやってくる~
※底曳漁船直送のお魚観察と特製無添加すり身を利用する試食までの約1時間半プログラム。
②お野菜講習会(京都大原等の有機野菜)
③お出汁講習会、等の健康な食生活の基礎作りに役立つ講座
2.学習会・講演会・研修会
医療機関で栄養食事指導を行っている講師2名が、食育研究を踏まえ、幼少期に必要となる健康で豊かな食生活の基礎づくりに関するお話。保護者や保育園・幼稚園・児童館等の養育者対象に行う講座です。
3.調査研究
五感を使った食の体験学習の普及に向けたプログラムの開発や効果の計測について調査研究を行っています。
なお、私たちの取り組みの有用性については国より評価され、2019 年度より日本学術振興会より以下の科学研究費の助成を受けて研究を行っています。
4.人材の育成と支援
指導者養成講座、現地学習会などの開催準備を行っています。
5.教材等の開発提供
指導者用ハンドブックや講座で用いる紙芝居等の指導媒体やワークシートの開発をしています。
6.諸外国の活動との学術交流
欧州のサペレメソッド関係団体と連携(参考: https://www.sapere-association.com/)しています。
サペレメソッドとは
1970 年代半ばにフランスで小学生対象にはじまった味覚教育を源流とし、その有用性をフランス以外の未就学児童に広める目的で2000 年よりスウェーデンをはじめとした北欧諸国を中心に普及している五感を使った食育手法。教育先進国フィンランドでは、小学校就学前児童への教育カリキュラムに最適の手法として国をあげて利用が推進されている。日本では私たち味の教室協会が唯一の団体として参画。
- 問い合せ先:
一般社団法人味の教室協会
代表理事 染井順一郎
理事 河口八重子 柴田至且 - 住所:
〒603-8167 京都市北区小山西大野町13-2 - FAX:
075-320-2748 - メール:
info@fivesenses-children.jp