インフォメーション
「京都の肉deフェスティバル」というイベントの主催者から、「何か食育ブースでも出してみない?」と誘われました。
私たちの保育園等での食育活動で、これまで肉を扱うこと無かったのですが、「よく噛んで食べる」ということに焦点を当てると面白いかもしれないと思い、御所西歯科中川クリニック様の協力を得て、ガムを使った咀嚼力測定体験を行うブースを設けました。
小学生の子どもが自分の咀嚼力が満足できる数値であることを確認すると、父親のお皿から肉を一切れ奪って、嬉しそうに「くちゃくちゃ」とこれ見よがしに噛んでいた姿が可愛らしかったです。
今年度の味の教室、「昆布」の回より京焼・清水焼の試食皿がデビューしました。
小さな子どもの頃に、ホンモノの器の感触に触れて欲しいとの想いから、京焼・清水焼の伝統工芸士の釋博史(伯山窯)さんに、特別に制作いただきました。図柄はシンプルな、まる、さんかく、しかく。特に決めていたわけではありませんが、二歳児クラスはまる、三歳児クラスはさんかく、四歳児クラスはしかく、の図柄を使いました(笑)。
今回の試食物は昆布。お湯で戻した羅臼昆布と日高昆布の小片の味比べを楽しみました。昆布にまとわりつく「おだし」の味が美味しいことに気が付いた子どもは、昆布の乗っていた試食皿を大事そうに両手で持って三々九度の盃のように残った汁を飲み干す子や、両手で持った試食皿を最後には舌で舐める子もいて、試食皿は大活躍。
「京都の子に、京都の器の感触を!」と言ってはいましたが、舌で舐める感触まで体験してもらえるとは期待していませんでした(笑)。釋さんはその筆で鳥獣戯画などを描いた器で知られる方ですが、今回は特別に子どもたちのために描いていただきました。ありがとうございます!
弊会の保育園等の活動で利用している新作紙芝居「ゆーらゆらのこんぶさん」を公開しました。
当会の保育園等で行う「お魚体験講座」はお魚の生態から解体・調理・試食まで行うコンパクトで学びの多い講座として大好評。
この講座の主役は、北海道網走で漁獲直後に冷凍された新鮮なお魚教材。
その網走のFMラジオ番組に当会代表の染井が出演し、味の教室協会の活動紹介と共に網走から提供されるお魚について、関係者への感謝を述べました。
網走のFMラジオ番組ですが、スマホの「リスラジ」というアプリがあれば、日本全国どこでも聞くことができます。
再放送は、今週木曜日(9日)の夕方16~17時の「イシハラモトエのXing on the Radio」です。約40分強のインタビューです。
表題の論文が、日本健康教育学会誌に掲載されました。
年間わずか6回の保育園等での活動ですが、子どもの気持ちを動かし、保護者の気づきを得ることで、大きな成果を得られることを報告しています。論文は公開されており、以下のURLで無料でダウンロードできます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kenkokyoiku/33/3/33_330307/_article/-char/ja


