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ヘルシンキでの食育シンポジウムでは14か国の食育専門家を前に私たちが日本の保育園、幼稚園で実践している食育講座を、日本の代表的なうま味素材である昆布と削り節を使用して実演しながら解説させていただき、その後各国の専門家との有益な意見交換ができました。
さらにフィンランドのデイケア施設では3~5歳児を対象に3回、アイスランドの幼稚園では4,5歳児を対象に2回の実演を行いました。言葉は通じなくとも、それぞれの国の子どもたちが笑顔で講座を楽しんでくれました。もちろん中には見知らぬ外国人が持ち込む見知らぬ食材になかなか手が出せない子もいました。後で聞けばそれぞれのクラスに1割程度は配慮が必要な子がいるとのこと。そのあたりは日本とも似ています。アイスランドで驚いたのは、24人の1クラスに、アイスランド、米国、ロシア、ポーランド、アルゼンチン、ベトナム、中国、コートジボワールの8か国の子どもたちがいたことです。もう一つのクラスは、アイスランド、米国、ポルトガル、モロッコ、イラン、ハンガリーの6か国でした。近年の移民の急増を反映しているそうです。
最後にアイスランド大学で大学生や教員を対象にプレゼンを行いました。昼食時に食堂の一角を使って行ったため、多くの方々に日本の食育やうま味素材について関心を持っていただきました。
フィンランドの首都ヘルシンキで10月3日、4日に世界各国の食育専門家が集まる「ヘルシンキ食育シンポジウム」が開催されます。
私たち味の教室協会も招待され、3日18時からのワークショップで、染井と河口が日本のうま味素材を使った食育のデモンストレーションをします。
https://ruokakasvatus.fi/helsinki-food-education-symposium/
海外での実演は、コロナ禍前の2019年のケンブリッジ大学以来です。
今回はヘルシンキでの専門家を前にした実演の前後に、フィンランドとアイスランドの幼稚園を訪問して、子どもたち相手に実演を予定しています。見知らぬ外国人が持ち込む見知らぬ食材(昆布、かつお節、鮭節等)に、子どもたちがどんな興味・関心を示すのか楽しみです。
子ども達との五感を使った食材の感覚遊び体験の導入を円滑にする目的で、ロールモデルのおさるのモンちゃんによる以下の動画を作成公開しました。
ご視聴いただき、ご感想をinfo&fivesenses-children.jp(&は@に修正願います)までいただければ幸いです。
1.モンちゃん登場(五感を使った食育ダンス)
2.モンちゃん食材に変身
(1)たまねぎ
(2)かつお節
(3)じゃがいも
9月7日(土)13時から16時、山口県総合保健会館健康指導室においてサペレメソッドの研修会が開催されます。山口県栄養士会の主催ですが、会員外の方の参加も可能です。
詳細は以下のHPを参照ください。
https://sapere2024.snappy-sportsdiet.com/
申し込みは以下によりFAXで。
https://n-s-s.sakura.ne.jp/yamaei/info2023/info_20240802.pdf
2022,2023と夏、秋に開催した「お魚講習会in網走」ですが、本年は都合により夏のみ開催します。
詳細は本ホームページ内の以下のページをご覧ください。
北海道で漁師さん共々お待ち申し上げております。