日記
2024-01-30 20:58:00
冬のバナナの熟度調整は大変です
私たちの講座でよく使う食材に熟度の異なる3種のバナナがあります。
緑の未熟なものが黄色になって、シュガースポットが出て茶色への変わります。
この熟度の変化によって、色(視覚情報)だけでなく、固さ(触覚)、匂い(嗅覚)、甘さ(味覚)、咀嚼音(聴覚)の五感のそれぞれでの違いを感知でき、同じバナナでも好みが違い、食べごろがあることなどを理解できる教材です。バナナは多くの子どもたちに親しみやすいこともあって、とても重宝しています。
先月下旬、幼児食育の第一人者であるY先生の施設によばれ、年中さんから小学6年生とその保護者を対象として、バナナを使った五感体験活動を行いました。おかげさまで、参加された皆様からたった一つの食材から、これだけ多くのことを学ぶことが出来、食材に対する考え方が変化したと好評でした。
こうした活動は、3種のバナナを提供してくださる果物屋さんあってこそです。
私たちは、京都市北区にある新大宮通り商店街の千松商店さんにいつも3種のバナナを注文しています。
2017年に活動を開始した当初は、緑のバナナをなんとかお願いして入手し、熟したバナナは自分達で熟度調整を行っていました。
その後回数を重ねるうちに当方が必要とする熟度のバナナを理解していただき、今は千松商店さんの方で熟度調整を行ってくれています。今回は冬期間だったので、熟した茶色のバナナとするために、1月下旬の活動に向けて正月明けから徐々に色をつける取り組みをしていただきました。感謝感謝です。