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2025-11-03 22:25:00

今年度の味の教室、「昆布」の回より京焼・清水焼の試食皿がデビューしました。

小さな子どもの頃に、ホンモノの器の感触に触れて欲しいとの想いから、京焼・清水焼の伝統工芸士の釋博史(伯山窯)さんに、特別に制作いただきました。図柄はシンプルな、まる、さんかく、しかく。特に決めていたわけではありませんが、二歳児クラスはまる、三歳児クラスはさんかく、四歳児クラスはしかく、の図柄を使いました(笑)。

今回の試食物は昆布。お湯で戻した羅臼昆布と日高昆布の小片の味比べを楽しみました。昆布にまとわりつく「おだし」の味が美味しいことに気が付いた子どもは、昆布の乗っていた試食皿を大事そうに両手で持って三々九度の盃のように残った汁を飲み干す子や、両手で持った試食皿を最後には舌で舐める子もいて、試食皿は大活躍。

「京都の子に、京都の器の感触を!」と言ってはいましたが、舌で舐める感触まで体験してもらえるとは期待していませんでした(笑)。釋さんはその筆で鳥獣戯画などを描いた器で知られる方ですが、今回は特別に子どもたちのために描いていただきました。ありがとうございます!

試食皿.JPG

試食皿銘.JPG

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