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2023-01-18 22:01:00
2月12日札幌市において開催されるフィンランド一日大学のイベントで、当会代表の染井が「食から健康と喜びを~フィンランドから日本の子どもたちへ~」と題した講義を行います。
北海道フィンランド協会の主催イベントですが、どなたでも参加(無料)できます。参加申し込みは以下のリンクを活用ください。
参加申込フォームURL→https://forms.gle/9qEotwe2FTR2xU1a9
北海道フィンランド協会HP→https://hokkaido-finland.com/
フィンランド一日大学 (0.81MB)
*****参考(講演概要)*****
フィンランド国会の議場内には五体の銅像が設置されています。その中央、議長席の上に位置するのは「未来」を意味する子どもを抱えた女性像です。国会に「未来委員会」を設置して、常に未来を議論している国の象徴のように思えます。未来を担うのは子どもであり、その基盤となるのは健康です。
「良い給食は未来への投資」であるとして、今から70年以上前に世界で初めて学校給食無償化を実現したフィンランドでは現在、「食から健康と喜び」を得るために、サペレメソッドという手法を用いた食の体験学習を乳幼児の段階から実践しています。
私は2015年にフィンランドで取り組まれているこの手法を知り、2017年より京都市内の保育園等の2・3歳児を中心にこれまで400回以上の講座を実践し、好き嫌いの改善はもとより、コミュニケーションの活発化、子どもと養育者間の信頼関係の構築に有効なことを確認してきました。
本講義では、未来を拓く子どもたちに対して実践されているこの手法を紹介しながら、フィンランドにおける食と健康の取り組みや子どもへの教育との関わりについても話します。