インフォメーション
新年のオンライン講座について、1~3月までの間、入門編を以下の日程で開催します。
これまで700回以上、保育園等でサペレメソッドを使った講座を実践してきた講師がサペレメソッドの魅力について紹介します。
参加申し込みは以下のグーグルフォームから
本年6,7月に、姫路、京都、静岡で開催した「フィンランドの専門家による幼児教育施設の教員・保育士等を対象としたサペレメソッドのワークショップ」での、講師のアンネ・コスキさんによる講演概要をアップしました。このワークショップは、スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団の助成を得て、本会が主催したものです。サペレメソッドの導入が、幼児教育現場にどのようなインパクトを与えたのか、自治体の幼児教育担当課長や幼稚園長を歴任したアンネさんのお話は大変興味深いものでした。
2025アンネさん講義.pdf (1.05MB)
「京都の肉deフェスティバル」というイベントの主催者から、「何か食育ブースでも出してみない?」と誘われました。
私たちの保育園等での食育活動で、これまで肉を扱うこと無かったのですが、「よく噛んで食べる」ということに焦点を当てると面白いかもしれないと思い、御所西歯科中川クリニック様の協力を得て、ガムを使った咀嚼力測定体験を行うブースを設けました。
小学生の子どもが自分の咀嚼力が満足できる数値であることを確認すると、父親のお皿から肉を一切れ奪って、嬉しそうに「くちゃくちゃ」とこれ見よがしに噛んでいた姿が可愛らしかったです。
今年度の味の教室、「昆布」の回より京焼・清水焼の試食皿がデビューしました。
小さな子どもの頃に、ホンモノの器の感触に触れて欲しいとの想いから、京焼・清水焼の伝統工芸士の釋博史(伯山窯)さんに、特別に制作いただきました。図柄はシンプルな、まる、さんかく、しかく。特に決めていたわけではありませんが、二歳児クラスはまる、三歳児クラスはさんかく、四歳児クラスはしかく、の図柄を使いました(笑)。
今回の試食物は昆布。お湯で戻した羅臼昆布と日高昆布の小片の味比べを楽しみました。昆布にまとわりつく「おだし」の味が美味しいことに気が付いた子どもは、昆布の乗っていた試食皿を大事そうに両手で持って三々九度の盃のように残った汁を飲み干す子や、両手で持った試食皿を最後には舌で舐める子もいて、試食皿は大活躍。
「京都の子に、京都の器の感触を!」と言ってはいましたが、舌で舐める感触まで体験してもらえるとは期待していませんでした(笑)。釋さんはその筆で鳥獣戯画などを描いた器で知られる方ですが、今回は特別に子どもたちのために描いていただきました。ありがとうございます!
弊会の保育園等の活動で利用している新作紙芝居「ゆーらゆらのこんぶさん」を公開しました。


