インフォメーション
NHK徳島放送局のニュース番組「とく6徳島」でサペレメソッドが紹介されました。
https://www.nhk.jp/p/ts/YZ7QN63ZX2/blog/bl/pMy4G4dbqX/bp/pX8G93em5D/
2月12日札幌市において開催されるフィンランド一日大学のイベントで、当会代表の染井が「食から健康と喜びを~フィンランドから日本の子どもたちへ~」と題した講義を行います。
北海道フィンランド協会の主催イベントですが、どなたでも参加(無料)できます。参加申し込みは以下のリンクを活用ください。
参加申込フォームURL→https://forms.gle/9qEotwe2FTR2xU1a9
北海道フィンランド協会HP→https://hokkaido-finland.com/
フィンランド一日大学 (0.81MB)
*****参考(講演概要)*****
フィンランド国会の議場内には五体の銅像が設置されています。その中央、議長席の上に位置するのは「未来」を意味する子どもを抱えた女性像です。国会に「未来委員会」を設置して、常に未来を議論している国の象徴のように思えます。未来を担うのは子どもであり、その基盤となるのは健康です。
「良い給食は未来への投資」であるとして、今から70年以上前に世界で初めて学校給食無償化を実現したフィンランドでは現在、「食から健康と喜び」を得るために、サペレメソッドという手法を用いた食の体験学習を乳幼児の段階から実践しています。
私は2015年にフィンランドで取り組まれているこの手法を知り、2017年より京都市内の保育園等の2・3歳児を中心にこれまで400回以上の講座を実践し、好き嫌いの改善はもとより、コミュニケーションの活発化、子どもと養育者間の信頼関係の構築に有効なことを確認してきました。
本講義では、未来を拓く子どもたちに対して実践されているこの手法を紹介しながら、フィンランドにおける食と健康の取り組みや子どもへの教育との関わりについても話します。
当会が京都市内の保育園・幼稚園・児童館等の子どもたちに、これまで400回以上の実践活動を行ってきた内容を、インターネットを使っていつでもどこでも子どもと体験できることを企図して作成した教材です。
その教材利用にあたっての説明会を2月13日と15日(両日とも同内容です)に京都市子どもみらい館で開催します。
参加申し込みは、以下のチラシを参考に下記申込書リンクからお願いします。
◎保育園、幼稚園、児童館等の団体の方はこちら
保育園・幼稚園・児童館向けチラシ (0.41MB)
◎教材利用に関心のある方(未就学児を持つ保護者の方、子育て支援に携わる方、他)はこちら
一般・親子向けチラシ (0.42MB)
初春のお慶びを申し上げます。
旧年中には私共の活動にご関心を寄せていただき、種々のご支援を賜りましたことに深く感謝申し上げます。
お蔭様で昨年はいくつかの新たな活動を含めた様々な取組みをすることができました。
【2022年の取組み例】
・保育園等における「五感をきたえる味の教室」講座を90回提供
・初の現地研修会(8月、10月、於:北海道網走市)
・大学ゼミ生を対象としたワークショップを含めた講義のリアル開催
・保育事業連合会、社会福祉法人などの団体および個人へのオンライン研修会
・「牛乳が苦手な未就学児を支援するサペレメソッドを用いたR&R体験型食育プログラムの開発」が2021年度「食と教育」学術研究優秀賞受賞
・フィンランド、タイ、アイスランドからサペレメソッドの研究者らが訪問、保育園・幼稚園での「五感をきたえる味の教室」プログラムの見学
などがありました。
新年は、昨年同様に講座、現地研修会、ワークショップ、オンライン研修会などを実施予定です。
新たな取り組みの目玉として、
・子どもゆめ基金様より助成金をいただいて作成した「2歳児からの食材を使ったリモート&リアル型自然体験学習」教材の提供(2023年2月~)
・オンラインによる「食の相談室」(当会理事3名がそれぞれ得意分野を生かして皆様の食事や栄養のお悩みや相談に対応)を開設(2023年2月~)
などを考えています。
本年も皆様のお力添えをどうぞよろしくお願い申し上げます。
新年が皆様にとって、そしてすべての子どもたちにとって意義ある取り組みができる良い一年となりますことを心より祈念しております。
一般社団法人味の教室協会
代表理事 染井順一郎
理事 河口八重子
理事 柴田至且